配偶者控除から考える働き方

主婦が外に働きに出る場合、どのような目的で勤務するのかによって働き方は大きく変わります。例えば夫の収入をメインにして生活費の補填をするために稼ぎたい場合、配偶者控除を超えないラインの年収を得る必要があります。そういった時はできるだけ短時間のパート求人を探すと良いでしょう。

逆に主婦の女性が生活を牽引していけるほど稼ぎたい場合には、配偶者控除を超えて尚且つ損にならない額の収入を得られる仕事を見つける必要があるのです。この場合、正社員として勤務することがポイントです。

正社員の求人情報の中には、パートとそう変わらない月収の求人も存在しますが、正規雇用であればボーナスをもらえるためトータルの収入が魅力です。もちろん長期に渡って勤務したい主婦にも合った働き方としてもお勧めです。

夫が病気や事故で倒れてしまったというような時には、このような働き方を選ぶと良いでしょう。また子供達が自立する年齢になってから働き始める場合、母親がいつも家にいる必要がなくなるので、長時間勤務しても問題はありません。

正社員として求人情報を探す場合、自分の特技などを活かせる仕事を探してみましょう。世の中にはイラストレーションから縫製まで様々な技術系の仕事が存在するので、こうした能力があれば雇用される可能性は高くなる上に、たとえ一つの会社で上手くいかなくても、次の就職先を見つけることが容易なのです。就職前に特定の技術を身につけて新しい職場に飛び込むことも大切です。資格のある分野であれば事前に取得しておくことをお勧めします。